水戸市のあおられ男が重傷!遅い車は道を譲る義務あり【道交法】

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茨城県水戸市で、軽乗用車を運転していた44歳男性が後ろから乗用車にあおられたため、わざわざ車を降りて注意したところ、乗用車に約400メートル引きずられて重傷を負う事件がありました。

5月8日午前10時半ごろ、水戸市元吉田町で、軽乗用車を運転していた男性が後ろを走っていた乗用車にあおられたため、赤信号で停止した際にわざわざ車を降りて注意しました。

注意していると、乗用車は急発進し、ドアにしがみついた注意していた男性を約400メートル引きずってそのまま逃走し、注意していた男性は車から落ちた際、胸を強く打ち、肋骨を折るなどの重傷を負いました。

逃走した乗用車は黒っぽい色で、20歳から50歳くらいの男2人が乗っていたということです。

事件に至る状況がなんとなく想像できるニュースですね。

赤信号で停止するまでに、軽自動車の後ろに乗用車がべったりくっついて走っていたんでしょう。

軽自動車の運転手は、後ろが気になってイライラしていたんでしょう。

ムキになってわざと遅く走っていたりして。。想像ですが。

あまり知られていないのですが、道路交通法には「他の車両に追いつかれた車両の義務」が明記されています。

場合によっては、後ろにいるんだから黙って後ろについてこい!と言う訳にはいかないようですよ。

第27条について、ちょっと見ていきましょう。

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道路交通法第27条 他の車両に追いつかれた車両の義務

まずは条文です。

他の車両に追いつかれた車両の義務
第二十七条
1 車両(道路運送法第九条第一項 に規定する一般乗合旅客自動車運送事業者による同法第五
条第一項第三号 に規定する路線定期運行又は同法第三条第二号 に掲げる特定旅客自動車運送事業の用に供する自動車(以下「乗合自動車」という。)及びトロリーバスを除く。)は、第二十二条第一項の規定に基づく政令で定める最高速度(以下この条において「最高速度」という。)が高い車両に追いつかれたときは、その追いついた車両が当該車両の追越しを終わるまで速度を増してはならない。最高速度が同じであるか又は低い車両に追いつかれ、かつ、その追いついた車両の速度よりもおそい速度で引き続き進行しようとするときも、同様とする。

2  車両(乗合自動車及びトロリーバスを除く。)は、車両通行帯の設けられた道路を通行する場合を除き、最高速度が高い車両に追いつかれ、かつ、道路の中央(当該道路が一方通行となつているときは、当該道路の右側端。以下この項において同じ。)との間にその追いついた車両が通行するのに十分な余地がない場合においては、第十八条第一項の規定にかかわらず、できる限り道路の左側端に寄つてこれに進路を譲らなければならない。最高速度が同じであるか又は低い車両に追いつかれ、かつ、道路の中央との間にその追いついた車両が通行するのに十分な余地がない場合において、その追いついた車両の速度よりもおそい速度で引き続き進行しようとするときも、同様とする。(罰則 第百二十条第一項第二号)

じっくり読むと理解できるのですが、なかなか読む気もしませんね。

最高速度が遅い車両は、追いつかれたら道を譲る義務があります。ということが書かれています。
1.の項目では、追い越し時の注意点
2.の項目では、追い越しをするスペースがないときは、左によって道を譲るように
という内容です。

ただし、この条文は制限速度内で走行している場合に適用される話であって、スピード違反をしている車両は該当しないそうです。この点は大事なところですね。

実際に警察に問い合わせをした人がいたようで、スピード違反をしている車両には譲る必要は無いと言われたそうです。

この義務を守らなかった場合にもちゃんと交通違反が適用されます。

追い付かれた車両の義務違反
一般違反行為(青キップ)で減点は1点です。反則金は6,000円(普通自動車)ということのようです。

今回の事件は、どういう状況だったか分かりませんが、法定速度内の話してあれば、あおる車が一方的に悪いというわけではなさそうです。

もちろん、ひきずって重傷を負わせるのはアウトです。

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