お米に発生する虫の駆除はできるの?種類や原因って何?


お米に虫?なんで発生するの?

暑い季節になると、たまにお米の中に虫がいる事があります。
私も何度か見かけた事があります。あの蛾のようなものは一体なんなのでしょうか?

またどうしてあのような虫がお米に付くのでしょうか?
ここでは、虫の正体、なぜ発生してしまうのか、発生させないための予防方法はあるのか?
などを紹介・説明していきたいと思います。

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あの蛾のようなものの正体は?

皆さんも一度は目にした事があるかもしれません。お米の中に、小さな蛾のようなものや芋虫のようなもの。いうまでもなく、これらは全てお米に発生する虫です。

一般的にお米に発生する虫には3つあります。ここでは、家庭で発生しやすい2つの虫について紹介していこうと思います。

一つ目は『コクゾウムシ(穀象虫)』と言われる虫です。

日本全域に生息しており、3月下旬(春先)〜10月(秋)に多くみられます。

この虫の外見は、小さな小さなカブトムシのように見えます。特徴は、黒く、象のように長く伸びたツノのような口吻を持っています。この口吻がカブトムシのツノに見えるのでしょう。

コクゾウムシが持っている口吻はとても強くできており、繁殖期には、この口吻でお米に穴を開け卵を産みつけていきます。気温が20〜25度以上になると活発に繁殖します。

気温が15度以下になるような低温下では繁殖ができなくなると言われていますが、15度を越えている間に3~4回の繁殖があります。

気温が15度を越える期間は、5月から10月にあたるので、この間繁殖が行われどんどん数が増えていくということのようです。

幼虫の大きさは0.5mm前後で色は白く、さらに米粒の中にいるため、幼虫の段階で存在に気づくのは難しいと思われます。米粒の中に産卵されてから成虫として米粒の外に出てくるまでの期間はおよそ1ヶ月です。

成虫はの大きさ3.0mm前後です。体の色は黒いので、白いお米の上にいると気がつくと思われます。

また1週間以上冷凍させることで、卵・幼虫〜成虫も死滅させる事ができます。

このコクゾウムシは有機米・無農薬米を大変よく好みます。良く考えれば、この虫がつくということは、無農薬米ということとなので、人間も安心して食べれるお米の証拠でもあります。

2つ目の虫は『ノシメマダラメイガ』という虫です。

メイガという呼び名の通り、羽化すると蛾のような虫になります。成虫は大きくても2mm程度と小さな虫です。成虫は餌を食べないため、米に害を与えるのは全て幼虫のみとなります。

幼虫はイモ虫のように細長く、こちらも体の色は白色です。全長1cmくらいにまで成長します。

成虫の発生は春先の4〜5月頃から始まり、10月頃までみられます。

このメイガも身の回りいたるところにいます。特に穀物のあるところ、粉物(小麦粉など)があるところに発生します。コクゾウムシがお米に穴を開けて卵を生むのに対し、メイガはヌカ層や胚芽部に卵を生みます。そして、糠などを好んで食べて成長します。

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虫はなんで発生するの?原因は何?

わが家では、コクゾウムシもノシメマダラメイガも見かけたことがないのに、なんでお米に発生してしまうの?と思われる人も多いと思います。

実は、コクゾウムシやノシメマダラメイガがお米を食い荒らす悩ましい被害は、お米を生産する農家でも発生しているのです。ということは、お米を生産されたときからすでに虫たちが付いてきているという可能性もあります。

さらにお米が店頭に並ぶまでの間は、虫が集まりやすい条件が揃っているので、いろんなタイミングでくっついてしまうのでしょう。

そして、家に入り込んだ虫たちは、米びつの中で生息し続けているということも考えられます。米びつは、汚れた食器のように毎日キレイに洗うといったことはしないでしょう。お米が少なくなったときに継ぎ足していればなおさらです。

コクゾウムシもノシメマダラメイガも穀物が大好きです。それぞれ、お米を餌にしたりヌカを餌にしたりと、お米とは切っても切り離せない状態のようです。

しかし、発生する原因・要因・条件がわかれば、少なくとも被害を最小限に抑えることもできるでしょう。

虫がつかないようにするには?駆除の方法は?

ではどのような方法をとれば、虫がつきにくくなるのでしょうか。

まずは、条件の一つである、気温。お米の保存でもお伝えしましたが、高温を避け涼しいところに置くようにしましょう。これは、虫全体に言えることです。気温が20度以上になると虫の発生率はぐんと高くなります。

ですので、気温の低い冷蔵庫や涼しい場所での保存をお勧めします。

次に、米を除外することはできないので、餌となるヌカなどを極力無くし、綺麗な状態を保つということです。と言っても、難しいのが現状です。ですので、虫除けアイテム(量販店で買えるものから、昔ながらの唐辛子やワサビなど)を一緒に入れることです。これらが虫の発生を少なくする基本と言えるでしょう。

万が一、虫が発生してしまった場合はどうしたら良いのでしょうか?

少量の虫であれば、水でよく洗い流すだけで対処ができます。しかし、大量に発生していたり、お米が傷んでしまっている場合はそうもいきません。

フルイにかけてお米と虫を分けて取り除いたり、大量の水でしっかり洗い流した後、風通しの良い直射日光の当たらないところで、新聞紙の上に洗ったお米を薄く広げ、しばらく放置します。そうすると虫は逃げていきます。じっと虫が逃げ去るのを待ちましょう。

最後に

一般的に家庭でお米に発生する虫には2つある。1つは『コクゾウムシ』もう一つは『ノシメマダラメイガ』。
両方ともに穀物が大好きで、お米やヌカを繁殖材料にしている。
発生時期は両方ともに春先3月下旬もしくは4月ごろから秋の10月までは、よく見られる。
20度以上になると活発に繁殖するため、保存するときは直射日光の当たらない低温化での保存が好ましい。虫を発生させないためにも、発生予防のアイテムを一緒に入れての保存が望ましい。と、言えます。

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